Special Feature
猫のまち常滑 招き猫特集
UPDATE:2024年10月17日(木)
まちのあちこちに猫のモチーフがいっぱい!
日本独特の縁起物「招き猫」。その一大産地となっているここ、常滑市は、まちのあちこちに個性豊かな招き猫や猫モチーフが点在しています。
この特集では、常滑の招き猫の魅力からオススメのスポット、かわいくてユニークなスイーツやお土産をご紹介!“猫のまち常滑”へ、かわいい猫に出逢う旅に出かけよう!
愛嬌いっぱいの二頭身!常滑系招き猫
招き猫は、江戸時代の浅草で「老婆の夢に出てきた猫のお告げによって土焼きの置物を作ったところ良いことが続いた」という話から誕生したそうです。ここからブームが起こり、日本各地で縁起物の土産として細々と作られるようになりました。
常滑焼の招き猫は「常滑系(とこなめけい)」と呼ばれ、丸い大きな目と、二頭身の姿が特徴です。猫が挙げている手には意味があり、右手はお金を、左手は人を招くとされています。また、体の色にも様々な願いがこめられ、今も進化しています。
【招き猫の色の意味】
●桜:恋愛招福 ●青:安全招福 ●黄:良縁招福 ●緑:合格招福
●金:金運招福 〇白:来福招福 ●黒:厄除招福 ●赤:健康招福
招き猫全国シェア80%の窯元「梅月冨本人形園」
古くから人々の心を掴んできた招き猫。常滑では戦前から招き猫が作られていましたが、当時は本物の猫に近いシュッとした体形のものを制作していたそうです。
しかし昭和20年代、梅月冨本人形園の初代が友人の原型師とともに、大胆なアイデアを形にしたのです!丸い頭、大きな瞳、そしてずん胴の愛らしい姿。このユニークなデザインは人々の心を掴み、瞬く間に全国に広がりました。
創業から約80年の歴史を誇る梅月富本人形園の常滑焼招き猫は、一体一体すべて職人による手作り。小ぶりのかわいらしい招き猫から大きな招き猫まで、種類も豊富!
今では日本全国だけでなく海外にも輸出され、世界中の人々に愛されています。
基本情報
【住所】常滑市保示町2-161
【営業時間】9:00~12:00/13:00~17:00
【定休日】土・日曜日、祝日、GW、お盆、年末年始
梅月冨本人形園の招き猫は下記のスポットでも販売しています
常滑の招き猫スポット
招き猫の一大産地・常滑市には、まちにも招き猫がいっぱい!代表的なスポットをご紹介します♪
見守り猫「とこにゃん」
まちの中に突如現れる巨大招き猫。愛称は見守り猫「とこにゃん」。高さ3.8m、幅6.3mもあり、壁の上からひょっこりと顔をのぞかせています。
招き猫の産地を象徴する人気スポットで、たくさんの有名人もツーショット写真を撮りにきている常滑のシンボル「とこにゃん」。あなたのビッグな願いも叶えてくれるかも!?
とこなめ招き猫通り
名鉄「常滑駅」から東の陶磁器会館に向かう道路沿いのコンクリート壁に「巨大招き猫」、「御利益陶製招き猫」39体、「本物そっくりの猫」11体があり「とこなめ招き猫通り」の名で親しまれています。御利益陶製招き猫には、作者名と作者の想いが込められた「ご利益」が書かれたサインボードもあるのでチェックしてくださいね!
基本情報
【住所】常滑市栄町
「おたふく」&「おむすび」(イオンモール常滑)
イオンモール常滑の正面入り口で出迎える巨大招き猫「おたふく」。高さ6m50㎝あり、世界最大級の大きさの常滑系招き猫です。この地を訪れた皆さんに多くの福を招いてくれるようにと「おたふく(お多福)」と名付けられました。
常滑焼で作られた金の招き猫です。『良縁』を招くと言われている左手を挙げています。
左手の赤いハートマークに触れて、お願いごとをしてみては?
基本情報
イオンモール常滑
【住所】常滑市りんくう町2-20-3
【営業時間】10:00~21:00(イオンモール専門店)
御嶽山 洞雲寺
弘治元年(1555)に善海法師により開山されたお寺。
このお寺の本堂では、ネコの姿をした「寧護(ねこ)大師」が参拝者をお出迎えしてくださいます。弘法大師と同様、左手に数珠、右手に密教の宝具「三鈷(さんこ)」を持ち、微笑んでいる大師さまの裏には、なんともう一つ顔が!裏は、合掌する私たちを表す「同行二人(霊場巡りにおいて常に弘法大師が共にいるという意)」の姿になっています。
鰹節をお供えするとご利益があるかも?御朱印にも可愛らしい大師の姿の印が押されています。
基本情報
【住所】常滑市井戸田町2-37
他にもまちの中のいたるところに猫がいるので、探してみてくださいね♪
招き猫が買える場所
梅月冨本人形園の伝統ある招き猫から、常滑焼作家たちの遊び心あふれる個性的な作品まで、あなただけの特別な一匹を見つけよう♪
そのスポットならではの体験や出逢いも魅力的!
まちの駅 常滑焼ヤマタネ
「見て、作って、知って、買って」をコンセプトに、豊富な品揃え、陶芸教室、常滑の特産物の販売を行う複合施設。こちらのお店の入口にも、高さ3mの巨大招き猫がいますよ!
店内にはたくさんのデザインの招き猫がずらり。常滑系から進化した、現代的で美しい形のヤマタネオリジナル「金運来福 萬助猫」も目を引きます。萬助猫は、この道60年の常滑焼原型師・伊奈武八氏によるデザイン。優しい笑顔と大きな鈴で、福を招いてくれそうですね。
「笑福招喜猫神社」
基本情報
【住所】常滑市奥条7-56
【営業時間】9:00〜17:00
【定休日】無休
常滑ドットコム(イオンモール常滑内)
イオンモール常滑のお多福の後ろでは、招き猫の販売が行われています。多種多様な招き猫が並んでいて、見ているだけでも楽しい!ぜひ、お気に入りの招き猫を探してみてくださいね。
その他、好きな色で招き猫に模様を描く絵付け体験コーナーや、雑貨の販売もあります。
基本情報
常滑ドットコム(イオンモール常滑内)
【住所】常滑市りんくう町2丁目20番3
【営業時間】10:00~21:00
ほたる子
やきもの散歩道の中ほどにある、国の重要有形民俗文化財「登窯」前に位置するギャラリー。
常滑焼の作家の招き猫、器、店主の作るお地蔵さまや他産地の個性あふれる作家の作品などを展示販売しています。
お店の看板猫で、猫店長の見習いの「みるちゃん」も皆様のご来店をお待ちしています♪
基本情報
【住所】常滑市栄町6-140
【営業時間】10:00~17:00
【定休日】木曜日、年末年始
登窯広場展示工房館
やきもの散歩道Aコースの途中にある工房館。
2階では陶芸作家の作品販売コーナーと陶芸教室があり、招き猫やオーナメントなどの絵付け体験が気軽に楽しめます。筆ではなく専用のペンで絵付けすることができるので、小さなお子さんでも体験しやすいと大人気!
あなただけのオリジナル招き猫やオーナメントを作ってみましょう。
1階では「両面焚倒焔式角窯(りょうめんだきとうえんしきかくがま)」を保存展示しています。
基本情報
【住所】常滑市栄町6-145
【営業時間】9:30~16:30
【定休日】水曜日、年末年始
猫モチーフのお土産&スイーツ
“猫のまち常滑”では、招き猫の形をした可愛らしい最中や、猫のイラストが描かれた焼き菓子など、お土産もスイーツも猫づくし。お土産に自分だけの猫を持ち帰れば、毎日が楽しくなりそうです♪
とこなめ焼ドーナツ
障害者就労支援施設「ワークセンターかじま」の園庭内にあるカフェ「ちかつの窯」は、猫の焼き印がかわいい「とこなめ焼ドーナツ」が看板商品!モチモチの食感がたまらないこのドーナツは、東浦町にある人気の食堂「ひとつむぎ」が監修。国産大豆100%の豆腐を使用しているため、体にやさしくヘルシーで、口に広がるやさしい甘さが魅力の逸品です。
陶芸家・増田光さんとワークセンターかじまがコラボした「窯ねこ」クッキーも魅力です。
基本情報
ちかつの窯
【住所】常滑市かじま台2-167
【営業時間】10:00~15:00
【定休日】日曜日、祝日、年末年始
開運まねき猫もなか
常滑の老舗餅菓子専門店「大蔵餅」が贈る美味しさとワクワクが詰まった「開運まねき猫もなか」。お餅屋のかんづめの金時を、サクサクの最中皮に詰める作業は、まるで職人さんになった気分。同封されたおみくじを引いて、金色の福ちゃんが出たら、ラッキーなことが起こるかも!?
基本情報
大蔵餅
【住所】常滑市鯉江本町2-2-1
【営業時間】9:00~18:00 甘味処 10:00~L.O.17:00
【定休日】月曜日(祝日営業)
※ その他の販売店・通販の情報は大蔵餅公式サイト(外部リンク)>>をご覧ください。
肉球フィナンシェ
まるっとした猫の肉球の形をしたかわいいフィナンシェ、その名も「肉球フィナンシェ」は、「常滑市陶磁器会館」と常滑駅近くにある古民家カフェ「やまへいはなれ」でのみ購入できる、限定商品!
芳醇なバターと、アーモンドパウダーの豊かな香りがたまらない逸品このフィナンシェは、「やまへいはなれ」の姉妹店であり、東海市にある人気のパン屋さん「cocon3」が手掛けた逸品です。
基本情報
常滑市陶磁器会館
【住所】常滑市栄町3-8
【営業時間】9:00~17:00
【定休日】年中無休(年末年始を除く)
肉球フィナンシェは下記のスポットでも販売しております
招き猫サブレ
名鉄常滑駅からやきもの散歩道の出発点を結ぶ「とこなめ招き猫通り」で、まちのシンボルとして迎えてくれる巨大な招き猫見守り猫「とこにゃん」をはじめ、ふっくらとした可愛らしいデザインで人気の「常滑系招き猫」をモチーフに、市内の「カレット洋菓子店」がサックリと焼き上げた「招き猫サブレ」。バターと常滑牛乳の風味が嬉しい逸品です♪
基本情報
常滑市陶磁器会館
【住所】常滑市栄町3-8
【営業時間】9:00~17:00
【定休日】年中無休(年末年始を除く)
招き猫サブレは下記のスポットでも販売しております
もとにゃん
やきもの散歩道に工房を構える「東イースト」の陶芸作家・松本さんが、一つ一つ手書きで制作されている置物「もとにゃん」。
招き猫に顔を描いてみたら、猫ではなくなってしまい「元にゃんこ」になったことから「もとにゃん」と呼ばれています。
手描きならではの温かみと、個性あふれる色使いが魅力のもとにゃん。あなただけの、とっておきのもとにゃんを見つけてみませんか?やきもの散歩道のスタート地点にある常滑市陶磁器会館で販売しています。
基本情報
常滑市陶磁器会館
【住所】常滑市栄町3-8
【営業時間】9:00~17:00
【定休日】年中無休(年末年始を除く)
見守り猫ステッカー
イオンモール常滑内にある「常滑ドットコム」で販売されているステッカー。
見守り猫「とこにゃん」の可愛らしい姿を描いたものから、右手上げ・左手上げ、サングラスをかけた姿やカメラ撮影中のものまでユニークなものもいっぱい!
耐水性なので、マイカーなどに貼り付けても大丈夫。
お気に入りのアイテムに貼って、とこにゃんに見守ってもらいましょう。
常滑ドットコム(イオンモール常滑内)
【住所】常滑市りんくう町2丁目20番3
【営業時間】10:00~21:00